前回の記事の通り、ロバートキヨサキ氏の著書「金持ち父さん貧乏父さん」を読み、自由を手に入れるには、企業をしなければならないことを学びました。ただその時、僕は疑問を覚えました。
前回の記事を読んでいない方は、こちらからどうぞ。
それで起業するためには、何をすればいいんだ?何を学ぶべき?
その答えは、「金持ち父さん 起業する前に読む本」が教えてくれました。
こちらのページでは、「金持ち父さん 起業する前に読む本」から学んだ、最も重要だと感じた2つのことをまとめました。
著者のロバート・キヨサキは、起業家、教育者、投資家。「金持ち父さん 起業する前に読む本」以外にも数多くの著書がある。
本書は、著者と2人の父(高い教育を受けたがお金に苦労した実の父と、高校すら卒業していないがハワイ有数の富豪となった、友人マイクの父)とのやり取りを通じて、経済的に不自由なく生きるための方法、考え方について説いたもの。
使命の大きさが原動力がすべてである
使命の大きさが原動力になると、「金持ち父さん 起業する前に読む本」でロバート・キヨサキは伝えています。
起業をしたい理由で、こんな風に思っていませんか?
- 会社が嫌だから起業
- 単にお金持ちになりたい
本書では、ただ単に「会社が嫌いだから起業をしたい」という理由では不十分であるということ。
なので、自分のために働くのではなく、誰かのために働くことが重要だということです。家族や身の回りの人ために使命を決めて起業するのが必要です。
使命というのはあなたが誰かのために働く、その相手に関わることだ。自分のために働くこととは違う。
金持ち父さん 起業する前に読む本
【必須スキル】ビジネスを成功させる B-Iトライアングル
B-Iトライアングルとは?ということからご説明します。
まず本書では、ビジネスでは成功するために必要な「B-Iトライアングル」は、3つの柱と5つの要素から構成されていると説明しています。
使命、チーム、リーダーシップの3つの柱と、キャッシュフロー、コミュニケーション、システム、法律、製品の5つの要素。その製品を市場に出すまでに必要な仕事には、下から次の5つがあるといいます。
5つの要素
- キャッシュフロー
- コミュニケーション
- システム
- 法律
- 製品リスト
「B-Iトライアングル」は、ビジネスがうまくいくために必要ないくつかの仕事を簡略化して示したもの。一つのビジネスはいくつもの異なる仕事から成り立っています。
1つの会社がたくさんの部署や役割に分けられるのと同じように、どんな商品もその売り方を知らなければ市場に出回ることはありません。
3つの柱
- 使命
- チーム
- リーダーシップ
そして、この5つの要素を、上記の「使命・チーム・リーダーシップ」が固めています。
つまり、5つの要素の内、一つでもカバーできていないものがあれば、ビジネスは失敗すると述べられおり、それらを3つの柱で取り囲むことで、初めてビジネスが成功するとのこと。
また、すべてを支えている要素を「使命」が支えていることに注目してほしいです。
ビジネスの根幹には、「このビジネスで、社会にどう貢献できるのか」「自分が大切にしたい価値は何か」といった使命が大切だと示していますおり、冒頭の話である「使命がすべて」ということに繋がります。
まとめ【金持ち父さん 起業する前に読む本】を読んで
起業する前の心得を【金持ち父さん 起業する前に読む本】で学ぶことができました。こういった書籍等で多くの先人や専門家からビジネスを学ぶことは必ず力になるはずです。
ただ書籍での学習は時間がすごくかかるなぁ~。
ビジネスの勉強をもっと本格的にしたいなぁ~。
「ビジネスの名著を読んだだけで起業家になった気分」という人も大勢いますよね。自己啓発セミナーだけ受けて、特に人生に変化が訪れることはないのと同じように、実践的に何かビジネスを学ぶべきだと考えました。
- MBA取得ができるビジネススクール
- 社内ベンチャービジネス
- オンラインサロン(オンラインビジネススクール)
どれも起業に必要な知識やスキルを身につける、もしくは実践にもおすすめだと思いますが、上から2つはハードルが高いのが現実です。
そうなると、必然的にオンラインのビジネススクールが候補としては良さそうです。
次回は、オンラインビジネススクールについて、解説していきたいと思います。