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【UR-U 卒業課題14】アウトプット記事【財務管理スキル-BS編】(10単位分)

※こちらは、自分用の【UR-U 卒業課題14】財務管理(BS)、卒業単位(10単位分)取得するための「アウトプット記事」となっております。


貸借対照表(BS)を見ると、「何これ?何が書いてあるの?」と戸惑うことがありますよね。でも、気にしないでください。貸借対照表の基本を学びながら、どのように読むかを簡単にご解説していきます。

UR-Uサポート

BSは、会社のある瞬間における会社の財政状態を示すもの。たった3つの要素からなります。それが「資産・負債・純資産」です。これらだけを理解すれば、BSの基本は把握できます!

デンジ

え、資産?
ふ、負債?
難しい!わかりやすく教えてください!!!

目次

貸借対照表(BS)って何?

まず初めに、「貸借対照表」は、通常「B/S(Balance Sheet)」や「BS」と呼ばれ、企業の財政状況(ある瞬間における会社の財政状態)を示すものです。

会社がどれだけお金を持っていて、どれだけお金を借りているかを詳しく教えてくれます。いわば、これらの情報は、企業の健康状態を教えてくれるようなものです。

貸借対照表を見ることで、会社がお金に余裕があるか、借金が多いか、または利益を出しているかが判断できます。

BSの理解を深めよう

冒頭でもお伝えした通り、BSは資産・負債・純資産の3つの要素で構成されています。

左側には「資産」と書かれていて、これは会社が持っているお金や物です。右側には「負債」と「純資産」と書かれています。負債は会社が借りているお金や支払わなければならないお金。そして、純資産は実際の価値を示すもので、資産から負債を引いたものです。

BSは、3つの要素で構成!

  • 資産(左側)
  • 負債(右側)
  • 純資産(右側)

BSの内容を、それぞれもう少し細かく見ていきましょう。

資産

資産とは、会社が将来の収入につながるものです。たとえば、お金や商品、建物、車などが資産です。資産には2つの種類があります。

  • 流動資産 「すぐにお金に変えることができるもの」= 現金・売掛
  • 固定資産 「しばらくお金に変えられないもの」= 建物・車(トラック)

それぞれ簡単に一言で違いをまとめると、1つは「すぐにお金に変えることができるもの」。もう1つは「しばらくお金に変えられないもの」です。要するに、どれくらい早く現金になるか(回収のスピード)が違うのです。

負債

負債とは、お金を借りたり、物を買ったりするときに生じるものです。そして、負債も、流動負債と固定負債という2つの種類があります。

流動負債は、すぐに返済しなければならないお金や借りたものを指します。ウシジマくんのようなキャッシュの短期的な使い方が流動負債の一例です。

一方、固定負債は、長い期間をかけて返済されるお金や借り物です。例えば、社債といった債務が含まれます。社債も一種の固定負債です。ソフトバンクをイメージしてもらえるとわかりやすいと思います。

純資産

純資産は、資産と負債の差額。そして、株主資本と他の資産に分かれます。

ちなみに「株主資本」は、株主が会社に出資したお金を指します。

この出資金は、最初に出した資本金と、その後に稼いだ利益の一部を含みます。株主資本は、返済しなくてもいいお金。簡単に言えば、株主が会社に出したお金とその利益を合わせたものです。

株式会社は、社長や経営者のものではなく、株主のものです。たとえば、100億円の利益が出た場合、株主が50%の株式を持っていれば、その株主は50億の資産を持つことになります。

その他の純資産には新株予約権などが含まれることもありますが、詳細は覚える必要はありません。

BSをもう一度確認!わかりやすくまとめる!

今一度、BSをしっかりと確認していきましょう!

貸借対照表(BS)は、企業のお金や資産、借金などを整理した表のことです。これは、お金の流れを3つのグループに分けたものです。

BSは、3つの要素で構成!

  • 資産(左側)
  • 負債(右側)
  • 純資産(右側)

まず「資産」というグループには、会社のお金やものが含まれています。これらを細分化すると、「流動資産」「固定資産」にわかれます。

それから「負債」というグループには、会社が誰かにお金を返さなければならないものが含まれています。「流動負債」「固定負債」にわけられます。

これらそれぞれ、「流動」と書いてあるものは、スピード感が早いものである。

そして最後に「純資産」というグループには、会社のオーナーたちが出したお金や、会社が儲けたお金が含まれています。これらのグループが全体のお金の流れを示しています。

【問題】どっちがカカクコム?BSクイズ!

こちらのBSをもとに、AとBどちらがカカクコムBSか考えていきましょう。

【ヒント①】まずは固定資産をみて、考えてみよう

オンライン系のビジネスをおこなっているイメージのカカクコム。

食べログなども有名ですよね!そんなビジネスモデルで展開していますが、「オフィスは必要?工場は必要?」と考えると、そのお金は必要なさそう!と考えられますね。

【ヒント②】固定負債も見てみよう!

カカクコムは、人からお金をたくさんやるビジネスモデルでしょうか?

銀行からの借り入れも必要なさそう!こんな風にBSを見ながら考えていきましょう。

【回答発表】正解は、「A」がカカクコム!

上記の情報をまとめると、正解は、「A」がカカクコムとなります。

ちなみに、「B」は鉄道会社となります。車両や土地が必要になるため、固定資産・負債が増える傾向にあります。

いかがでしたでしょうか。BSを理解して、じっくり考えると、正解が導きだせそうですね!

企業の安定性を評価する方法!

短期的に、安定的な指標を割り出し、指標を出すことができる計算があります。それが「流動比率」です。

流動比率とは、流動資産を流動負債で割ったもので、貸借対照表の流動資産と流動負債の比率から、会社の短期的な安全性を判断するための指標です。

流動負債という支出は、急いで返す必要はないですが、流動比率が高いほど、支払う余裕があると考えられます。流動比率が100%以上あると、お金の管理が安定していることを示します。逆に、100%を超えて高い場合、お金が不足して支払えないリスクがあるかもしれません。

画像の通りの計算式で割り出すことができます。単純に、%が大きい方が安定的であり、%が低い方が不安定だと考えてください。

短期的にどちらが安全な企業かチェック!

それでは、こちらの画像を見てみてください。

上記の説明を理解すれば、すぐにわかると思いますが、画像をみてみると、Aの方が安定的で、Bは不安定であるということが判断できます。

なお、通常の指標だと、200%前後が望ましいと言われています。ただし、日本では信用情報発達により、150%程度でも問題ないそうです。

まとめ

【UR-U 卒業課題14】アウトプット記事【財務管理スキル-BS編】(10単位分)を、長々と読んでいただいて、ありがとうございました。

資産、負債、純資産を理解し、貸借対照表(B/S)を読むことで、会社の財政状況を把握できるようになります。

ぜひ、UR-Uオンラインスクールへ入学し、学びをスキルに変えていきましょう!

この記事を書いた人

編集長のARISAです。現在はタイ・日本でマーケティングの会社を設立。Instagram運用も得意です♪自身のアカウントはフォロワー5000人突破!

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