※こちらは、自分用の【UR-U 卒業課題16】「株式を徹底理解(株の基礎知識)」、卒業単位(10単位分)取得するための「アウトプット記事」となっております。
株式は、さまざまな種類がありますが、そもそも株について説明できる人は少ないのが現状。株式会社ってなに?って聞かれて答えられる?
答え…られないなぁ….
まずは「株式会社」についての歴史を学び、理解を深めていきましょう。
胡椒から始まった株式投資
昔、オランダ東インド会社が株式会社の歴史のはじまりです。
儲けも分け合う。リスクも分け合う。
昔、胡椒を運んでいた船が事故に遭ったりして、リスクがあったから、人々は儲けやリスクを分かち合うことを始めました。
お金を出す人に応じて、株券を渡しました。このことが株式の始まりです。みんなで儲けを分け合い、リスクも分け合うのです。
株式会社は資本金を元に作られる
株式会社は、その会社を作るためのお金(資本金)に基づいて設立されます。たとえば、資本金が100万円で100株の株を発行したら、1株あたりの値段は1万円になります。
中小企業は株価を自由に設定可能
小さな企業は、自分たちの株価を自由に決めることができます。
たとえば、ある中小企業が「株価を10万円にしよう」と言えば、その株価は10万円になるのです。
未上場企業は経営がガラス張りになっていないため内部がわからない
未上場企業は内部がわからない構造です。しかし、上場していない企業は、外からの見える情報が少ないことがあります。一部の未上場企業は、将来上場すると言って資金を集めようとすることがあります。
他にも例えば…
うちの会社はもうすぐ上場するよ
この特許はすごいよ
売上がすごいよ
もうすぐ政府の認可が降りるよ
こんな風に良いことばかり言われた場合は注意が必要です!
上記のように、言葉巧みに資金を集めようとするケースがありますので、詐欺のリスクが高いので注意が必要です。
未上場企業の場合、この株価は言い値。信用リスクがない
詐欺リスクを避けるためには、企業価値の査定や法律に関わる資産についての調査(Due Diligence)が必要となる。
この調査のため企業は毎回色んな資料を出したりと非常に手間がかかってしまいます。
でも、投資家からすると「もっと安全に簡単に投資したい!」。そして、逆に企業側からすると「もっと多くの投資家に簡単に投資して欲しい!」というニーズがあります。
一定の基準をクリアした企業だけを登録させる会員制クラブを設立
投資家、企業のニーズを満たすため、一定の基準をクリアした企業だけを登録させる会員制クラブができました。
これが日本取引所グループ。種類は以下の通りです。
- 東証一部
- 東証二部
- 東証マザーズ
- ジャスダック
ここに入るにはそれぞれ基準があり、それをクリアすることで各グループに入ることができます。ここに入ることで信頼を獲得することように変わりました。
上場をすると経営状態を株主に公開する義務がある?
株主は、その会社の経営状態を知る権利があります。
これはIPO(新規株式公開)と呼ばれ、会社の経営が透明になるように義務づけられています。これにより、多くの投資家からお金を集めやすくなります。
様々な会社がIPOをすると、多くの会社の情報を集め、取引するマーケットができます。
でも、ここが注意!上場 = めっちゃすごい!ではない
上場することがすごいかというと、ぶっちゃけ別にすごいことではない!ということを覚えていただきたいです。
実は上場をやろうと思えばできるけど、上場はしないという選択をしている企業も多くあります。
例えば、森ビル、サントリー、竹中工務店、ロッテ、小学館、朝日新聞社などは上場していません。
では、上場するメリット、デメリットが気になりますよね?それは以下の通りです。
【上場のメリット】
・社会の信用が格段に高まる
・資金調達が容易になる
・健全な経営体制の実現(そうとは限らないが、一般的に言われていること)
・社員のやる気が上がる(そうとは限らないが、一般的に言われていること)
・創業者利益の享受(上場して一番儲かるのは株主)
【上場のデメリット】
・上場継続のための費用
・株主総会の手間(IR含む)
・経営について長期的な視野
・買収リスク
株主総会は重要なイベント
株式会社の代表は、実は株主に雇われているだけ。そして、株主総会は株式会社にはとっても重要なイベント。
株主総会では、利益分配や役員の選出が行われます。
代表が大株主の企業は、従業員に対して給与を上げたりボーナスを出す自由度が高いです。一方で大株主が代表でない企業は、従業員に対して報酬を上げにくいことがあります。
株主は会社が倒産しても出資額がゼロになるだけで全く責任を負う必要はない
株主は投資した会社が倒産しても、借金の返済などの義務を負わない点、これが最大のメリットです。
株で利益が入ってくる方法は3つある
株主には3つの方法で利益を得る機会があります。
- 株主配当
- 株主優待
- キャピタルゲイント
1つ1つ、詳しく見ていきましょう。
株主配当
まずは株主配当です。株の保有数と配当価格によって配当額が変わります。
ちなみに、株主配当は高いもので「5%」を超えるものもあります。(米国)
株主優待
株主優待は、株主に株を持ち続けてもらうための施策です。店の無料券を配ったりします。
桐谷さんが有名ですよね!
株主優待で生活してみたいなぁ…
キャピタルゲイン
最後にキャピタルゲイン。株を低価格で買って高価格で売ることで利益を得る方法です。
クイズ!奇数が出る確率は?
ここで問題!
サイコロを10回振ったら8回奇数。
2回偶数だった。
再度サイコロを振って奇数が出る確率は?
え?80%?90%かな?
正解は「50%」です!
先の問題の背景を株に置き換えて説明すると…。こうなります。
今現在の株価が、この会社に見合っているのか?
ふさわしい金額を判断するタイミングなのか?
上記、を考えなければなりません。サイコロのように、惑わされず、その価格が適正なのかどうかで判断しましょう。
株は、空売りが儲かる!?
実は、株って下がった時に儲かる人がいるって知ってましたか?
例えば、100株を証券会社から借ります。そして、マーケットへ100円で売ります。なので、100円を持っている状態だとします。
でも、株価は上がったり、下がったりますよね?
続いて、次の日。70円に株価が下がってました。でも今は100円持ってます。70円で株を買うと…?
30円手元に残りますよね。つまり、30円儲かることになります!
つまり、これが「空売り」と呼ばれるものになります。これが株が下がると儲かる仕組みとなります。なんとなく理解できましたか?
まとめ
【UR-U 卒業課題16】「株式を徹底理解(株の基礎知識)卒業単位(10単位分)を、長々と読んでいただいて、ありがとうございました。
株式が理解すると、投資の重要性や面白さが理解できるようになります。
続きはぜひ、UR-Uオンラインスクールで!学びをスキルに変えていきましょう!